【鳩ヶ谷一里塚跡】

鳩ヶ谷宿の入口に架かる吹上橋の向こう側たもとにあった。道路の両側にあり、塚には榎が植えられていたそうだ。橋の下は見沼代用水東縁（ひがしぶち）。
国立公文書館所蔵の日光道中絵図は、天保14年(1843)4月の徳川12代将軍家慶の日光社参の行程を示した道中図です。その鳩ヶ谷宿の部分を抜き出して掲載しました。図では「吹上橋」は「坂下橋」とあり、注釈で「一名吹上橋　長五間」の記述があります。

日光御成道の一里塚　（○付は現存）
　本郷追分−○西ヶ原−稲付−元郷− 鳩ヶ谷− 戸塚−玄蕃新田―○膝子−岩槻― ○相野原− ○上野田−○下高野−（幸手宿）