【浅間神社】
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赤塚神社|
こぶケヤキ|浅間神社|
乳房榎|
浅間(せんげん)神社の扁額があるが由緒など説明したものは見当たらない。錆びた看板があり「諏訪神社」と書かれているようだ。近くに赤塚諏訪神社があり、そこで行われる伝統行事「田遊び」では神輿渡御がここの敷地まで来るそうだ。
浅間神社は5メートルほどの単立の山があり、急な細い道を上ると頂上に石造りの祠(写真下)を祀る。山道の両脇には石碑が並び、右の大きな碑には
「御室淺間大神」と神道冨士教会の字が読み取れる。
左にある石碑には、明治16年1月吉日、正一位秋葉神社、大聖阿迹(1字不確)羅明王、南無道了大菩薩とある。
浅間神社は富士山信仰と結びつくものであり、富士山の周辺や富士山が見える関東一円を中心に分布している。関東では、富士塚と称する富士山を模した築山の山頂に祀られていることも多い。歴史的には18世紀に大流行してそこかしこに造築された。