赤塚諏訪神社(板橋区大門)・竹の子公園 板橋区大門11-1
【赤塚神社・竹の子公園】
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住所:板橋区大門11-1
板橋十景の一つになっている。創建は文明年間といわれ、赤塚城主千葉自胤が信州諏訪大社の分霊を勧請してここに祀り、赤塚城の鬼門除けにしたと伝えられています。
境内には解説板が二つ立っているので下記に写してあります。
夫婦イチョウの写真は、手前が雌株です。
末社は合社の薬師神社、稲荷神社、大国神社。それと秋葉神社,御嶽神社、須賀神社に石碑の水神宮です。神社と道路を隔てた隣に「区立竹の子公園」があり掲載してあります。
諏訪神社と無形文化財「田遊び」
御祭神建御名方神(たけみなかたのかみ)。
創建年代は不詳であるが、赤塚の領主千葉自胤が、長禄年間(1457〜60)に信濃国(現長野県)の諏訪大社を勧請し、武運長久を祈願したと伝えられる。その後寛永七(1630)年頃に十羅刹女を配したが、神仏分離の際これを廃した、
江戸時代の江戸名所絵図には、「田遊び」神事が記載されている。田遊びは、水田耕作にかかわる神事で、年の始めにあたりその年の五穀豊饒と子孫繁栄を祈る「予祝(よしゅく)」の祭である。毎年2月13日(旧暦の正月13日)の夜に行われ、本殿と大鳥居の朝輿の渡御の後、社前に設けた「もがり」の中で一年間の農耕行事が所作と唱言によって象徴的に演じられている。
昭和51年に徳丸北野神社の田遊びとともに国の重要無形文化財に指定された。
平成6年3月 板橋区教育委員会
赤塚諏訪神社の夫婦イチョウ(一対)
樹種、いちょう(イチョウ科)。樹高、約20メートル。目通り、雄株は約500センチメートル・雌株は約420センチメートル。樹齢、不明。
本殿に向かって右側に雄株、左側にやや小さい雌株がたっている。
この夫婦いちょうは夫婦和合、子孫繁栄などの信仰と結びついて人々の心のよりどころとなっている。
平成6年度、板橋区登録文化財の天然記念物(名木・巨樹・老樹)とした。
平成8年3月 板橋区教育委員会
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