【赤塚神社のこぶ欅(けやき)】
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赤塚神社|こぶケヤキ|
浅間神社|
乳房榎|
樹種、けやき(ニレ科)。樹高、約20メートル。
目通り、約380センチメートル。根回り、約8メートル。樹齢、不明。
こぶ欅と呼ばれる由来は、やや湾曲した幹の下部に大きな「コブ」があることから、この名が付きました。
諏訪神社の参道は、新大宮バイパスの建設によって分断されましたが、以前はここが境内の入口にあたり、一の鳥居が建てられていました。また、2月13日の田遊びに際しても、神輿の渡御が行われていました。
この木は別名「乳の木様」と呼ばれていますが、これは、木のこぶを乳房にたとえて、母親の乳の出がよくなることを祈願する民間信仰が赤塚地域にあったことによります。
また、幕末から明治にかけて活躍した落語家三遊亭円朝の、「
怪談乳房榎」のモデルの一つと言われています。
平成6年度、板橋区の文化財(天然記念物)に登録しました。
平成16年3月 板橋区教育委員会
(こぶ欅の脇に立つ解説板より)