【傑傳寺 恵比寿】
傑傳寺サイト
傑傳寺案内の案内はこちら
境内の由緒書きによれば、
恵美寿神(家内安全・商売繁盛)
七福神のなかで、唯一日本神話の生んだ神である恵比須は恵比寿・夷などと書かれ、当山では「恵美寿」と字を変えている。
一般には、伊弉諾尊と伊弉冉尊との間に生まれた蛭子尊だとされている。
恵比須神は、漁民の守護神であったが、海幸山幸神話などが加わり農業の神ともなり、後の商売繁盛の福神となっていった。
【恵比寿】
恵美寿神は七福神の中で唯一、日本出身の神である。七福神とは日本古来の福神であるエビス神に外来の神仏が加わって成立したものなのである。
エビスはイザナギ、イザナミの神が生んだ蛭子(えぴす)(兵庫県西宮神社)や、大国主命の子である事代主命(ことしろぬしのみこと)(出雲の三保神社)が元であると言われるが、より古くは海の果てから渡来する海神(戎えびす、夷えぴす)ではないかと思われる。釣竿を持ち鯛を抱える狩衣姿は漁師姿であり、現在も漁師にとっては航海の守り神であると同時に、大漁を呼ぶ福神なのである。
いずれにせよエビス神は人々に福と安全を授ける守護神であり、現代では商売繁盛や旅行無事の神として、その福徳円満のエビス顔をもって私達に「目出鯛」をもたらして下さるのである。