虫こぶ(虫瘤、英: gall)は、植物の内部に昆虫が卵を産み付けることによって、植物組織が異常な発達を起こしてできるこぶ状の突起のこと。 写真のイスノキにはイスオオムネアブラムシの寄生によって丸く大きく膨らんだ虫こぶ(ひょんの実)が形成されています。ひょんの実は大きくなり、成熟すると表面が硬く、内部が空洞になるので、出入り口の穴に唇を当てて吹くと笛として使える。これが別名ヒョンノキ(ひょうと鳴る木)の由来とも言われる。実際にやってみましたがそのようです。 また、この虫こぶがタンニンを含むので染料の材料として使われる。 生育場所は、浮間公園の土手側でゴミ置き場の横、浮間東保育園前の児童遊園の生け垣(スダジイさん情報)にあります。 |
表側は椀を伏せた様な円形で赤茶けた色、堅い | 裏側は円錐形で薄緑色 |
ヌルデの虫コブにはヌルデシロアブラムシが寄生 | モモの葉に寄生した虫コブ |