本行寺 川口市戸塚4-1-3 (紅葉の寺) 日蓮宗 正立山    
本行寺本堂

本堂内 本堂内
本堂内
日蓮上人像
お曼荼羅
上の写真、仏師日秀により文明16年(1484)に創られたもので鎌倉比企谷、長興山妙本寺に祭られておりましたものを創立時、当山に安置されました。
右の写真、当山開祖 日正上人が、開山翌年に書かれた題目お曼荼羅です。お曼荼羅は、諸物や菩薩と神々を一完の方式で配列し、「悟りの世界」を現しております。
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浄行菩薩

浄行菩薩


昭和53年(1978)11月4日 柴又帝釈天第十八世望月日翔師を導師にお迎えし開眼供養が行われた。
身代わり菩薩として親しまれているようで、患っているところをタワシで洗う人が多いそうです。

菩薩と言えば、日蓮上人は自らを法華経の聖者「上行(じょうぎょう)菩薩」だと信じていたと言われます。あまたの経典の頂点が「法華経」であり、上行菩薩の生まれ変わりが日蓮ならば、自らが仏で信仰の対象となるのだから、日蓮が開いた宗派は「日蓮宗」となった。
大山紅葉 天然記念物碑
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紅葉のお寺

当山には樹齢1,000年と言われた大山紅葉がありました。俳聖芭蕉や、当山扁額に見られるとおり、「紅葉のお寺」として有名です。昭和7年、国の天然記念物に指定された大山紅葉は残念ながら昭和20年3月の空襲時爆撃をうけ枯死してしまいました。当時の石柱が残ってます(写真上右)。
現在ある大山紅葉は、昭和26年に賀陽恒憲氏がお手植えされたもので、初代天然記念物の木からだと孫に当たる3代目です。
写真上がその大山もみじで紅葉にはまだ早かったが、写真上のいろは紅葉は色づいていた。ご住職はこれからも紅葉の木を増やしていきたいと話していました。
芭蕉の句「たふとがる 涙や染めて 散る紅葉」
マップ 日光道中絵図
図は「日光道中絵図」より本行寺の部分を抜き出した
文字は左から、神明社、西光院、本行寺、下は戸塚村
慈母観音 稲荷社
慈母観音 稲荷社
石仏3基 ゾウ使いの子供とゾウ
左から、出羽三山供養塔、庚申塔、庚申塔 ゾウ使いの子供とゾウ