平等寺 戸田市笹目6-5-4 真言宗智山派 普門山蓮花院 電話:048-421-5407
【平等寺】
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足立観音霊場の17番札所 本尊は聖観世音菩薩
境内に立つ説明板を以下に写しました。
真言宗智山派の寺院で、普門山蓮花院平等寺と号します。本尊は聖観世音菩薩立像です。
平等寺には、市指定文化財の「明応の板碑」や「石幢」があります。板碑には、明応3年(1494)の銘があります。中央部に本尊の阿弥陀如来を表す種子(梵字)は月輪の中に刻まれ、その下に「庚申待ち供養」と左右に結衆6人の名が記されています。また、石幢(写真一番下)は貞享元年(1684)の銘が刻まれています。六角の石柱の上に大きな笠石と宝珠を重ね、幢身には地蔵6体を浮き彫りにしています。その下部には、地蔵信仰が広域で行われていたことを示す美女木村を始め内谷村・沼影村などの近郷七ヶ村の名が見られます。(下へ続く)
境内には、そのほか馬頭観音が6基あり、そのうち享保六年(1721)造立の塔には、44の村名が刻まれています。また、閻魔堂には、製作年代は不明ですが木造の閻魔大王像があります。 (
戸田市教育委員会)