賓頭盧尊(びんずるそん)
西福寺
(埼玉県岩槻・真言宗豊山派)
像は釈迦の弟子で賓頭盧尊(びんずるそん)。
通称「おびんずる様」と呼ばれ、堂の前に置かれている 「なで仏」で、病んでいる部位をなでると除病の功徳があるといわれる。
お釈迦様が在世のころ、特別の神通力の持ち主であった賓頭盧尊者が、その神通力を世の人々に自由自在に誇示して見せたので、お釈迦様がお怒りになって、「お前は究極の悟りを得ず、この世にとどまって仏法を守り、人間の病を癒し、多くの衆生を救いなさい」と命令された。尊者はお釈迦様の言葉を守り、今に至っても人々を救う菩薩である。
慈恩寺
(埼玉県岩槻・天台宗)↑
大雄寺(栃木県黒羽市・曹洞宗)↑
善光寺
(埼玉県川口市・真言宗智山派)↑
藤長寺(茨城県筑西市・曹洞宗)↑
深大寺
(調布市深大寺元町・天台宗)↑
願行寺(文京区向丘・浄土宗)↑
正法寺
(岩手県江刺市・曹洞宗)↑
密蔵院(川口市)びんずる尊は十六羅漢の第1番目、賓度羅跋羅堕闍尊者(ひんどらばらだしやそんじや)のことです。十六羅漢像は多くの寺で見られます。上は密蔵院の羅漢像の中から抜粋しました。