【西福寺案内】
観音堂・本堂|
百観音|
三重の塔|
地蔵堂|
観世音菩薩・荒神祠・参道|
写真右側、上は観世音菩薩、額のところにも仏像が見える。写真下は百観音供養塔。写真下は観世音菩薩のズームアップ。
写真下は寺周辺の守り神だった地荒神の社、これは新しい社で、もとの社は塀の向こうに残っている。
さや堂付きの堂。
荒神の信仰は屋内の火所にまつられる三宝荒神,屋外にまつられ同族や部落でまつる地荒神,牛馬の守護神としての荒神の三つに分けられる。
荒神は盲・唖・聾の三重苦を負った不幸な神で非常に気難しく、刻々と変化する方角の吉凶によって居場所が変わると伝えられ、家の建築などで荒神のいるところに当たると罰が当たるとされ、村人はどうしてよいのかわからず、法印の知識を頼ってその方角を教えられたという報告からも、民間宗教家の関与がうかがえよう。仏教とは関係がない。
鐘楼
門柱の山号塔には真言宗豊山派 補陀落山 西福寺と刻まれている。
昔、流行ったクレージーキャッツの歌に「ホンダラ行進曲」がありまた。歌詞の中に「一つ山越しゃホンダラダ ホイホイ 越しても越してもホンダラ ホイホイ・・・」と歌ってます。植木等さんがお寺の出で麻雀をやりながらホンダラホイホイをよく言うので歌詞に採用したと聞きました。その「ホンダラ」が山号に使われている。
正式には、補陀落山(ホダラサン・フダラクサン)で、伝説上の、インドのはるか南方の海上にあるとされ、八角の形状をした山である。山頂に観音菩薩が住むとされ、補陀落山の頂上を浄土とする観音信仰の聖地である。
補陀落山を山号とする寺はよく見掛ける、近くは川口市赤井3-9-39に補陀山円通寺(曹洞宗)がある。
下の写真は左側の金剛力士像の少し手前にある国土地理院「四等三角点」。国の高さの基準であるTP(東京湾中等潮位=海抜)より17.5mとなっている。ちなみに、近隣で一番高い所は海抜32メートルの
九重神社で、御嶽山と命名されている。