18ポンドカノン砲 川口市本町1-12-24 増幸産業株式会社
【18ポンドカノン砲】
この大砲は幕末の嘉永5年(1852)に、津軽藩より依頼を受けた増田安次朗(川口の鋳物師として名のあった当社代表の増田家初代)が、後の砲術奉行を務めた高島秋帆と協力して作り上げたものの復元品で、当時は製作不可能とされていた大型大砲です。嘉永5年から安政5年(1852〜1857)の5年間で213門の大砲と41,323発の砲弾が製造され、諸外国から日本国を守るために全国各地に配備されました。鍋や釜、寺院の釣鐘などの鋳物づくりから、大砲の鋳造に乗り出すことは想像にあまりある挑戦だったに違いないが、当時のチャレンジ精神は現在も粉砕機の開発に受け継がれている。
全長:3.5メートル 重量:2.5トン 口径:15センチ
射程距離:2500m 材質:青銅砲
弾丸:炸裂弾
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【アクセス】
新荒川大橋を渡って、R122は坂道を下るが最初の細い道を左折する。右の増幸産業株式会社の敷地内にあるからすぐ分かる。会社が休みの時はゲートが閉まっているので見にくい。
【カノン砲を置いてる施設】
高島秋帆顕彰碑 | 板橋区立郷土資料館 |