【広田寺観音堂(沼影観音) 】
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足立観音霊場の12番札所
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本尊 正観世音菩薩
沼影観音堂の文化財(さいたま市教育委員会)
広田寺本尊縁起絵巻(有形文化財)一面
杉板2枚を横にはぎ、額縁をつける。55行にわたり広田寺本尊聖観音の縁起を書き、下にそれを説明する絵を描いている。弘化3年(1846)3月の作である。
木造聖観音立像(彫刻)一体
一木造り、彫眼で像高60.3cmである。条帛、天衣をつけ、左手に持蓮華を持つ。なで肩で厚みのある側面など藤原時代の様式を踏襲しているが、鎌倉時代の作と思われる。
沼影観音堂厨子(建造物)一基
本尊を安置する厨子である。禅宗様建築になる江戸時代初期の作と思われる(写真左下)。