足立観音霊場一覧
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広田寺観音堂 さいたま市南区沼影1-6 天台宗
【広田寺観音堂(沼影観音) 】
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本尊 正観世音菩薩
沼影観音堂の文化財(さいたま市教育委員会)
広田寺本尊縁起絵巻(有形文化財)一面
杉板2枚を横にはぎ、額縁をつける。55行にわたり広田寺本尊聖観音の縁起を書き、下にそれを説明する絵を描いている。弘化3年(1846)3月の作である。
木造聖観音立像(彫刻)一体
一木造り、彫眼で像高60.3cmである。条帛、天衣をつけ、左手に持蓮華を持つ。なで肩で厚みのある側面など藤原時代の様式を踏襲しているが、鎌倉時代の作と思われる。
沼影観音堂厨子(建造物)一基
本尊を安置する厨子である。禅宗様建築になる江戸時代初期の作と思われる(写真左下)。
写真上の堂は「いぼ地蔵尊」を祀っている。写真左は右から、足立霊場12番札所の碑、古い観音石像、次は庚申塔だが、青面(しょうめん)金剛像の下半身が紛失し上半身だけを載せたのだと思う。
沼影観音堂(広田寺)は、旧天台宗寺院で鶴住山普光院広田寺と号していました寺院跡です。良宜(天文14年寂)が開山となり創建したといいます。江戸東叡山末。
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