金剛寺: 北区滝野川3-88-17 (通称 紅葉寺) 場所は王子から音無川を遡って紅葉橋の際にある(右岸)。 昔、ここ石神井川の流域は、両岸の岩が切り立って松や楓があり、深山幽谷の趣をもっていました。崖下の洞窟には、弘法大師の作と伝えられる石の弁財天が祀られていました。地元の伝承では源頼朝は、弁財天に戦勝を祈願して金剛寺の寺域に弁天堂を建立して太刀を奉納したとも伝えられます。 広重の名所江戸百景「瀧の川」にも登場する弁天堂だが崖がコンクリートで覆われてしまったし、由緒ある石の弁財天像も太刀も今は無いと言う。 |