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Re: 梅若伝説 投稿者:YYnet 投稿日:2023/10/19(Thu) 13:16 No.594

平安時代の哀話、梅若丸と母の物語。京都の武人の一子梅若丸が福島の人買いにかどわかされて東国に下る途中、隅田川のほとりで重病になり捨てられた。看病をしてくれた里人に素性を語り生き絶えてしまった。
一方、我が子を探し歩いてこの地にたどり着いた母は、子の死を知り出家して名を妙亀と改め菩提を弔った。だが、後に世をはかなんで近くの池に身投げしてしまった。
板橋区小豆沢の総泉寺はもと浅草橋場にあった。江戸時代には曹洞宗の江戸三箇寺のひとつであった大寺。関東大震災で罹災したため、当地にあった古刹・大善寺に間借りする形で移転。その後合併して現在に至る。その総泉寺の起こりは妙亀尼が梅若丸の菩提を弔うため庵を結んだのに始まるという。ゆえに寺の山号は妙亀山。妙亀塚の隅田川を挟んで対岸にある木母寺には梅若塚がある。このことから、梅若伝説は浅草橋場で起こったことだと理解していた。
ところが、春日部の満蔵寺にも梅若塚がありました。近くには古隅田川が流れている。おまけに室町時代の版木があり、それには梅若の母の最後のことが詳しく語られてあるそうだ。以下で説明ページを開催しました。

https://ukima.info/feature/manzouji/manzouji.htm


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