バードウォッチャーさんから情報提供がありました。
浮間3丁目児童遊園の巣箱でシジュウカラが5尾誕生し、数日で巣立ちする、と言ってました。
早速、行ってきました。でも、観察していると変なことになってます。
シジュウカラのつがいが飛んできて、その内の1羽が巣に入りました。口には虫のようなものをくわえています。2分程で出てきてどこかへ飛んでいきました。
次いで、スズメがやってきました。写真左下、何やらくわえてるように見えます。拡大したのが下の写真で、明らかに餌らしいものををくわえています。巣の中に入っていきました。小さな鳴き声が聞こえたような気がします。スズメのヒナとは鳴き声が違うようで、雀はもっと大きな声で鳴きます。
まさか、シジュウカラの子育てをスズメが協力するって、そんなことありですか? 両者が中で一緒だったときもあります。
ところで、情報主さんは、鳥の餌を自家周辺に置いているような愛鳥家。写真の巣箱も設置したと言ってました。今回の件で話を聞きに行ったら引っ越しをされたようです。置き土産情報だったのかな。
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巣の近くで2羽のヒナに出会ったが、まだ満足に飛べないようで外敵に狙われませんように |
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巣立ちをしてからもスズメ(写真右)は子育てに参加しているようです |
観察密度は1日2・3回程度で毎回5分くらいでしたが、節目の写真が撮れてラッキーでした。
巣箱への給餌動作では、巣立ち間際になると、スズメはシジュウカラが虫をくわえて巣に入ろうとするのを妨害するような行動が見受けられました。
餌の種類ですが、シジュウカラは1.5cmほどの細長い赤色の虫が多かったです。葉の裏側を探している姿を見ました。スズメが運ぶのは雑穀を見ました。
巣立ち後も給餌は続けられ、シジュウカラは同じ餌を与えていましたが、スズメは餌の種類や確かに与えているのかを確認できませんでした。
以下に、akaitori さんが掲示板に書き込まれた文章をこぴーします。
異種間ヘルパーだと思います。雀は成鳥ではなくまだ若い個体のようですね。
エナガという鳥がシジュウカラのヒナに
給餌した例もあります。
その後、巣箱を掃除するとスズメのヒナの死骸が干からびて出てきました。このことが珍しい現象を産んだ理由だったんですね。
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