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神様は果たして怒るか?
2006年2月中旬のこと、浮間3丁目5、新河岸川沿いに四基の石造物が安置されている前を通った。写真左がいつも見慣れている水神宮だが、それが無惨にも写真右のように変わっていた。まず、台座に固定する安っぽいコンクリートが塗られていて、屋根が取って付けたような新しいものに変わっている。原因は、恐らく、背面の方で建物を建築中だから、その振動や、地境確定に絡んだ工事によるものだろう。
一帯は王子運送関連が占有していたが最近移転することに決まっている。実際、現場の周辺は建造物が取り壊されて広い空き地スペースが生まれている。
この歴史的な遺物がぞんざいな待遇を受けている。それでなくても浮間の水神宮は近隣の七ヶ所の水神宮群にあって一番粗末な扱いを受けている。ああ、神も仏あったもんじゃないのか、いつか大洪水が来るかも知れない。
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