2004年10月9日、台風22号が東日本へ上陸した。東日本に上陸した台風としては観測史上最大級規模の台風だった。雨のピークは午前中で終わったのだが、午後7時頃になって、浮間1丁目地先の荒川土手ノリ面が崩れ落ちた(写真上段)。私が現場に着いたのが午後8時45分ころ。近所の人の話では崩れたのは7時頃たが、その前に土手上ではヒビが入ったりゆれていた。近くに消防の車が1台到着して赤色灯を回して止まっていた。道路は厚さ30センチほどの濡れた土で覆われヌルヌル状態だから近寄れない。この現場一帯は、「荒川北赤羽地区河川防災ステーション」建設予定地で大規模な土盛り工事が最近完成したばかりのところ、災害対策関連の敷地が雨に弱いとは驚いた。翌日の朝には通行に支障がないように土砂は除かれていた。
写真中・下段は翌日10日午前10時頃で、昼間見ると大きく崩れたものだ。見物人もチラホラ見られたが皆さん一様に驚いていた。    →復旧工事終了のお知らせ
のり面崩れ1 のり面崩れ2
のり面崩れ3 のり面崩れ3
のり面崩れ4 のり面崩れ6