【実相寺 案内】 →
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室町時代初期の南北朝期、貞治二年(1363)、約650年前に、日蓮宗祈祷根本 道場である大本山法華経寺第三世日祐上人を開山と仰ぎ、その高弟、経王院日通上人によって開かれました。
大本山をささえる四天王の一角をしめ、中本山として往時には末寺10ヶ寺を数えたとされております。また、大本山法華経寺霊蹟寺院としての格式を誇りました。祈祷道場としても名高く江戸城大奥の侍女たちの髪で造立された『植髪鬼子母神(うえがみきしぼじん)』様を祈祷本尊としておまつりしております。
江戸幕府との関係は深く、三代将軍徳川家光公が鷹狩の折り、にわかに病を発せられ、当山にご来臨。当時、法力無双と称せられていた第十六世日逞上人のご祈祷により平癒されたと伝えられております。この功績により、ご朱印三十石を御下賜、『八町権現』の別称を許され、併せて将軍拝謁の際の着用袈裟として『金糸金襴七条袈裟』を賜りました。