旧中山道の清水坂
東屋と庭
【旧中山道の清水坂】
旧中山道は地図に示すように国道より少しそれている。写真にある解説板には以下が書かれている。

清水坂
日本橋を旅立ち旧中山道で最初の難所。隠岐殿坂、地蔵坂、清水坂と、時代と共にその呼び名を変えました。この坂は急で、途中大きく曲がっていて、街道で唯一富士を右手に一望できる名所であったと言われています(注釈:下図に示す部分)。
坂の下には板橋・蕨両宿をつなぐ合(あい)の宿があり、そこには志村名主屋敷や立場茶屋などがあって、休憩や戸田の渡しが増水で利用できない時に備えの場所として利用されていました。この辺りは昭和30年代ごろまでは旧街道の面影を残していましたが、地下鉄三田線の開通など、都会化の波によってその姿を変えました。 平成12年3月  板橋区教育委員会


清水坂

【関連情報】  江戸名所図会の清水坂
旧中山道地図