南蔵院(板橋区蓮沼)  真言宗智山派 板橋区蓮沼町48-8
南蔵院本堂
【南蔵院 案内】  「板橋十景」の一つ
当院の境内には見事な八重紅枝垂桜があり、別名
「櫻寺」と称されております。この八重紅枝垂桜が「板橋十景」にも選ばれています。
中世の昔、新井三郎盛久は他の仲間達と戦乱を避けて、ここ武蔵国豊島郡の志村庄に移り住み、荒れ地を開墾して蓮沼村を開いた。
開山に宥照上人を招いて、自らが開基となって志村坂下に寺院を創建した。これが当院の始まりである。
本尊には十一面観世音菩薩が安置された。その後当院は、弘法大師空海が自らを刻んだ大師坐像と、行基菩薩作の阿弥陀如来像を拝受して、本尊の傍らに安置した。
しかし、拡大する戦乱に堂宇はとうとう全焼の憂き目に遭い、すんでのところで諸尊像は運び出されて、焼失の難は免れたが、古文書などの他の寺宝は灰燼に帰してしまった。


南蔵院山門
不動堂と桃の花
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本堂内
       本堂内の須弥壇
不動堂
           不動堂
地蔵堂
           地蔵堂

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