全棟寺(川口市)の閻魔像
川口市東本郷868
上・閻魔像、下・奪衣婆像と閻魔堂
浄土宗 本尊は一光三尊阿弥陀如来像
全棟寺は、天正19年(1591)8月13日(江戸幕府成立以前)、付近へ鷹狩に来た家康父子が休憩に全棟寺を訪れた。接待は地元から選りすぐりの10人の娘。その中でひときわ美人の「きよ」という18歳の娘が家康に見初められ、大奥出仕の旨が届いたという。全棟寺にはその「御京殿」(きよ女)の供養塔がある。寺の紋は三つ葉葵だ。