10月15日、17日付で下記の回文が発信された |
10月8日夜半、上祐幹部が、警察・報道の見守る中、沢山の信者に守られ5丁目のマンションの一室に入った。 翌日から、北区、マンションオーナー、マンション管理会社、浮間西町会、浮間町会自治会連行会が活発に 退去運動を開始した。 地元の浮間西町会(清水吉一会長)は、浮間全体の問題として捉えて、状況を逐一発信しています。 |
マンション管理会社の報告文 (平成12年10月14日) |
(マンション名省略)入居者様・近隣住居者様・
北区役所・自治会様各位 拝啓、時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます. この度の、騒動の件に関しましては、皆様方に多大なる御心配・不 安感をお掛け致しております事を深くお詫び申し上げます。 昨日、契約者本人と再度の話し合いを致し、14日本日、別紙のよう な回答を契約者本人より提出されましたので、皆様方に御報告させて 頂きます。 平成12年10月14日 (マンション管理会社名、住所、電話番号を省略) |
上祐幹部が入居する部屋の契約者からの回答文(平成12年10月14日) |
マンションの所有者様、管理者様、入居者各位及び近隣の方々へ この度は皆様にご迷惑お掛けしまして、大変申し訳なく思っており ます。上祐の移動は、あくまでも一時的なものであり、現在次の移動の準備を進めているところです。 わたくし自身は2月の入居以来、皆様と一緒にここで生活させていただ いており、特にトラブルもなく過ごして参りましたが(一部報道で強制捜 査があったというものがありましたが、それは誤報です)、今回の騒動の責任をとりまして近々退去する予定であります。 具体的なスケジュールとしては上祐が1ヶ月以内に、わたくしは11月末日までに退去とします。 最後に今回の件でご迷惑をお掛けしたこと重ねてお詫び申し上げます。 平成12年10月14日 (契約者氏名を省略) |
15日夜半に右翼の侵入騒動、住民不安、地元の組織が態度を硬化 |
告 上祐史浩幹部並びに岩田幸治入居契約者へ この10月8日夜半、上祐史浩幹部並びにオウム信者達が、突然にこの静かな 町、浮間のマンションへに侵入入居した。今までの諸君の仲間達が行なった行為を思うと住民の不安と恐怖は計り知れないものがある。誠に迷惑このうえもありません。 一日も早くこの町を、元の静かな町に戻すため、君達の即時退去を強く求めます。これは浮間全住民の総意である。また15日夜半の、右翼の不意の侵入騒動も、当該マンションの入居者にとっては、不安を一層つのらせるものであり、これも君達 の入居に起因するものである。 岩田入居契約者のコメントを見ましたが、記載の期日に拘らず、一日も早く速やかに退去することを重ねて強く要求する。 平成12年10月17日 浮間町自治会連合会長 福田祐吉 浮間西町会長 清水書一 |
北区長から、浮間の皆さんへ (平成12年10月17日) |
浮間地区の区民の皆さまヘ オウム真理教(アレフと改称)上祐幹部らの浮間への移転により、地域住民の皆さまに大変なご心配とご迷惑をおかけしておりますことは、誠に遭憾なことであります。 北区では、9日、「オウム真理教(アレフと改称)対策会議」を設置し、改めて教団信者の転入を認めないことのほか、地元自治会や警察等と連携して、教団の拠点化を断固として阻止していくことを決定いたしましたが、オウム真理教関係者の退去なくして地域住民の皆さまの不安を解消し、平穏な地域社会を取り戻すことはできません。 そのため、北区といたしましても、警察をはじめ関係機関との連携のもとに、できる限りの取り組みを行っているところです。 マンション所有者や地元町会・自治会をはじめとする関係の方々の迅速で毅然とした対応により、オウム関係者の退去について一定の合意を得られたことは、問題解決への大きな前進でありますが、地域住民の不安と緊張が極限に達していることを考えますと、上祐幹部等の退去を一刻も早く実現する必要があります。 北区といたしましても、今後とも、早期退去に向けた対応策について関係械関等との連携を一層強化し、マンション所有者、地元町会・自治会などの意向を踏まえ最大限の支援をさせていただくとともに、住民の皆さまと一丸となって、一刻も早い解決を目指して厳しく対処して参りますので、地域の皆さまには、ご理解とご協力を賜りますよう心からお 願い申し上げます。 平成12年10月17日 東京都北区長 北 本 正 雄 お問い合わせ:北区役所総務裸 TEL.3908−8623 |