(28) 馬郎婦観音 めろうかんのん
馬郎婦観音 めろうかんのん
【大恩寺施設案内】




仏様は通常性別がありませんが、女性とハッキリしている仏様です。人の心を開き教え諭すため、妙麗な婦人となった観音様です。中国の伝説より生じた観音。馬氏の妻に応現した観音の意で、妄念や煩悩にとらわれて仏教を信じない凡愚の人の心を開き教え諭してくださる、という観音であります。鎌倉時代にすでに信仰されていました。馬郎婦は『観音経』の婦女身のことです。