(5) 遊戯観音 ゆげかんのん
遊戯観音 ゆげかんのん
【大恩寺施設案内】
本堂山門水子堂三十三観音人動車観音
聖観音釈迦・聖観音・弁天像
ゆうげ、ゆうぎ、とも読まれます。右手で身体を支え、飛雲上に坐す姿で、戯は無礙の意で、自在な神通。遊戯とは、仏菩薩が自由自在に人を導き、それによって自ら楽しむこと。『観音経』に「あるいは悪人に逐われて金剛山より墜落するも、かの観音の力を念ずれば一毛をも損することあたわず」とあります。