小豆沢神社 板橋区小豆沢4-16
【小豆沢神社 施設案内】
一の鳥居から二の鳥居までの参道は両側がイチョウ並木で50m以上の長さ、秋には銀杏の実がたくさん落ちている。
二の鳥居脇に、天然記念物に指定されたご神木のスダジイが立っている。本殿だけで神楽殿などはない。写真右側にはカヤの大木がある。左側には末社神社が並んでいる。後ろ側は崖。さらに先には新河岸川が流れている。
木の実は、椎の実、カヤの実、ギンナンが採れる。
小豆沢神社とスダジイ
御祭神 国之常立神(くにのとこたちのかみ) 他16柱
当社は、康平年間(1058〜1065)、源義家の勧請と伝えられます。
江戸時代には十二天社と呼ばれ、小豆沢村の鎮守でした。
小豆沢の地名については、
1,平将門の時代、神社の台地下の入江(荒川の昔の河道)に停泊中の船が嵐に遭い、小 豆を積んだ袋を流失した。
2.上流から漂着した米を腐らないうちにと食べたことを、裁判で評価
され、祝いの小豆飯を 炊いた。
という二つの故事が残ります。現在では、後者の故事に因み、毎年
6月15日に餅つき祭が執り行われています。
明治2年(1869)、社号を小豆沢神社に改め現在に至っています。
二の鳥井脇の「スダジイ」は、当社のご神木です。南の道路側へやや傾斜し、幹の内部が空洞化していますが、樹勢は良好です。天然記念物として、平成六年度(1993)区の記念物に登録されました。
『板橋区教育委員会』の掲示板より