安楽寺  真言宗智山派 金剛山 川口市上青木2-18-30
安楽寺(川口)
→ 像高は93cm、肩幅45.7cmのほぼ等身大の大きさで頭部・胸部・両肩・肘・手首がはぎつけられて作られ、面相も目鼻立ちが整っています。また、頭には宝冠をのせ、装身具を身につけています。昭和33年に京都国立国宝修理所において、一部補修されたが、原型を損ねるところなく完全に保存されている。昭和31年(1956)に埼玉県重要指定文化財となった。
 寄木造りとは、木をはぎ合わせて一体の像を作る方法で、平安時代中期に定朝によってかんせいしたといわれます。この大日如来にもいわゆる定朝様式の特色が現れていることから、平安時代末期の作品と見られています。
   川口市教育委員会の解説を引用と補足  →川口市文化財リスト
山門 六地蔵
大日堂 木造大日如来坐像
大日堂と県指定文化財の木造大日如来坐像

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