氷川神社境内には茅(ち)の輪が置かれる
氷川神社境内には茅の輪が置かれる

厄除け・水難除けの行事で始まりは、1740年(江戸時代の寛文年間頃)、大山の阿夫利(あふり)神社にお参りしたことから、と言われる。境内に大きな茅(ち)の輪を据え、8の字を書くようにくぐるのを3回繰り返すとみそぎが済む。本殿で神事を終えると、丸太の先にワラの寸胴、それに紙で作ったヘイシンを大量に挿した梵天を荒川まで運び水垢離を行う。それを持ち帰って皆さんに配る。頂いたヘイシンは玄関先などに飾っておくと災難が来ないと言い伝えがある。浮間に伝わる貴重な伝統行事。万垢離(まんごり)は川越では「マングリ」。「へいしん」は「幣束(へいそく)」もあり。
【茅の輪(ちのわ)】 
六月祓(みなづきはらえ)に用いる、チガヤを紙で包み束ねて輪の形に作ったもの。これをくぐって身を祓い清める。すがぬき。
【夏越の祓(なごしのはらえ)】
毎年6月晦日に行われる大祓の神事。神社では参詣人に茅(ち)の輪をくぐらせて祓い清める。邪神を和(なご)めるために行うから名付けた。夏祓。みなづきのはらえ。輪越祭。
竹寺の茅の輪 【関連情報】
  竹寺(埼玉県飯能市)の茅の輪
竹寺は明治政府の神仏分離令にもれたことで寺と宮が同居している、東日本唯一の遺構。本尊に牛頭天王(ごずてんのう=大黒天)を祀り、本地仏に薬師如来を配す。
写真左の鳥居に茅の輪が常時設置されている。鳥居の先には竹寺がある。